勉強すればするほどわからない事がみつかります。

勉強すればするほどわからない事がみつかります。(佐賀県O.N)

リラックス人生相談
Q. リラックスヨネヤマさん、こんにちは。
勉強すればするほどわからない事がみつかり、
経験を積めば積むほど、確証から遠のいている感じがします。
私はこの状態を決して悪しき状態とは考えませんが、
やればやるほど手からすり抜けていくような感覚に、
不安ともどかしさを感じる事もあります。
リラックスヨネヤマさんもそのような感覚はありますか?
また、どのように考えますか?
お話を聞かせてください。
(佐賀県O.N)

 

 

A.
なるほど。結論から申しますと、
私もO.Nさんのそのような感覚とおそらく全く同じものを
日々感じているかと思います。

 

ゲーテさんはかつて「格言と反省」という著作の中で、
「考える人間の最も美しい幸福は、
究め得るものを究めてしまい、
究め得ないものを静かに崇める事だ」
という事を記していらっしゃったのですが、
この言葉を聴いた時に、私はシビれて、
また、救われたような気分になりました。

 

「プライオリティ」という「優先順位」という意味合いの
言葉がありますが、糸井重里さんは
この言葉と出会った時に感動したといいます。

 

自分の選択は、単純に好き、嫌いや、
肯定、否定だけでなく、
自分のプライオリティで選択する場面の方が
多いかと思います。

 

例えば、CD屋さんに行けば
過去数十年前の名盤と呼ばれるものから、
最新の曲まで並んでいて、
その中から自分がプライオリティをつけて、
選んで聴かなければならないわけです。

 

ビートルズの曲を聴きたいという感情と、
ももいろクローバーZの最新の曲を聴きたい
という感情がある時、
私はももいろクローバーZのCDを手に取り、
それを再生する時は、
同時に2曲以上を聴く事はできないわけですから、
その瞬間、ビートルズの曲を聴く事を
あきらめなければならないわけです。

 

この時、ビートルズを選択しないという行動は
決してビートルズに対しての無関心や、嫌悪ではなく、
むしろ反対の感情を抱いているにも関わらず、
表面上も事実上もそれを選択しないという
行動をせざるを得ないわけです。

 

これは音楽でもそうですし、本を手に取る時でも
そうですし、職業や技能を身につける時もそうです。

 

何かを選ぶという行動をした時に、
何かを選ばないという行動も
同時にしなければならないわけです。

 

自分のプライオリティが1つ1つの行動を決め
1つ1つの行動が自分のプライオリティを作っていきます。

 

この繰り返しで人それぞれ唯一無二の個性が構築されていくのか
と思います。

 

ですから、ゲーテさんの言葉を私なりに解釈すると、
自分の道を究めて、自分が通らなかった道、
通る事のできなかった道を静かに崇める事が
幸福なのではないかと考えます。

 

O.Nさんのお悩みのような感情を私も抱き、
自分の限界を、あきらめの意味というよりは、
他への敬意につなげていく事が、
それが幸福な事なのではないかと思ったりする
今日このごろです。

 

 

という事で佐賀県のO.Nさん、
ご質問ありがとうございました。

 

リラックス人生相談(竹の間)質問一覧へ

関連記事
スポンサードリンク
スポンサードリンク


ホーム 人物名鑑 人生相談 今日は何の日? リラックス法学部 全記事一覧