「百聞は一見に如かず」といいますが…

「百聞は一見に如かず」といいますが…(東京都・カンバセーション戸田)

Q.
こんばんは。リラックスさんに聞きたいのですが、
「百聞は一見に如かず」といいますが、本当でしょうか?
聞くのが、見るのの100分の1以下っていうのは、
あんまりな気がするんですが…どうでしょう?
(東京都・カンバセーション戸田)

 

A.なるほど。
「百聞は一見に如かず」という言葉は、
100回聞くよりも、一回でも自分の目で見たほうが、
よくわかる、確かだということを表す言葉
ですが、カンバセーション戸田さんは100倍以上の差は
あんまりだろうとお考えとの事でした。

 

実はこの言葉と同じ事を伝えようとしている
似た言葉がいくつかあります。

 

「聞いた百より見た一つ」
「聞いた百より見た五十」
「聞いた千遍より見た一遍」
「耳聞は目見に如かず」

 

ちなみに英語でもこのような言い回しがあります。
「To see is to believe.」
「Seeing is believing.」
「one eye-witness is better than many hearsays」
「a picture is worth a thousand words」

 

とまあ、このような言い回しもありまして、
「百聞は一見に如かず」と同じく100倍で表現している
ものもあれば、100と50でまあ、2倍と表現しているもの、
そして、さらに差を広げて1000倍の差で
表現しているものがあります。

 

このように、見ると聞くとの差は、
たしかにカンバセーション戸田さんが感じられたように、
「100倍って事はオオゲサだよ…2倍ぐらいの違いだよ」
という人もいれば、
「いやいや1000倍ぐらい違いますワイ」
という人もいて、その感じ方には、
やはり個人差があるかと思います。

 

また、何を見て、何を聞いたか、対象物によっても
その差があるかと思います。

 

「見る」という事には、「実際にしてみる」
という自分でやってみるニュアンスも
含まれています。

 

本や他人からの情報で
想像するよりも、自分が実際に体験してしまった方が
はやいし、その情報量は凄まじいから、
どんなものでも実際自分で飛び込んでみろ
というハッパをかける要素もあるかと思いますので、
実際は100倍以上の差はないにしても、
気合いを上乗せした
言葉になっているのではないかなと思います。

 

という事で、カンバセーション戸田さんのおっしゃる通り、
実際、100倍の違いはないかもしれませんが、
言葉は必ずしも現象を写実的に正確に、如実に表すものだけでなく、
印象を誇張した詩的なものもありますから、
何卒そういった部分をご理解の上、
「遊び」を楽しんでいただければと思います。

 

という事で、東京都のカンバセーション戸田さん、
ご質問ありがとうございました。

 

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