夏目漱石 26歳 日清戦争が始まり、北海道に戸籍を移す

夏目漱石 26歳 日清戦争が始まり、北海道に戸籍を移す

夏目漱石 26歳 日清戦争が始まり、北海道に戸籍を移す

 

1894年(明治27年)、日清戦争が勃発しました。
「ねむれる獅子」とおそれられていた大国の清との戦争が始まり、
清を撃破する事ができれば、日本の名が世界にとどろき、
世界に認められるだろうと、国民は熱狂していました。

 

夏目漱石さんの同志・正岡子規さんも
「日清戦争愉快に堪えず」
と興奮し、病気を患っている身にも関わらず、
日本新聞の従軍記者に志願しました。

 

 

そのようなムードの中、
夏目漱石(本名・夏目金之助)さんのテンションは、
かなり下がっていました。

 

20歳になると徴兵検査を受け、3年間の兵役が
義務付けられていましたが、
大学生は26歳まで免除されていました。

 

ただし、当時、北海道の人口が少なく、
北海道民であれば兵役が免除されていました。

 

夏目漱石さんは26歳のタイムリミットが迫っていましたが、
お父さんとお兄さんの計らいで、期限直前に北海道に戸籍を移し、
夏目漱石さんは兵役を免れる事になりました。

 

この時の夏目漱石さんの心境は資料として残っておらず、
推測の域を出ませんが、
様々な想いを抱いた事かと思います。

 

同世代の若者が命をかけて戦地に向かうという状況、
親友の正岡子規さんがこの戦争にノリノリな事、
国民も熱狂している状況で自分はそこから離れ、
兵役の義務を免れた事へのうしろめたさと、
周囲の目。

 

繊細な夏目漱石さんは様々な思いがあったかと思います。
戦争を体験していない現代の我々では想像もつかない
苦悩があったかと思います。

 

実際、夏目漱石さんは、下宿から姿をくらませたり、
奇声をあげて荒れた海に飛び込んだりという、
荒んだ行動をとっていたといいます。

 

という事で、今回は夏目漱石 26歳 北海道に戸籍を移す
というお話でした。

 

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