夏目漱石 43歳 「三四郎」「それから」「門」三部作完結

夏目漱石 43歳 「三四郎」「それから」「門」三部作完結

夏目漱石 43歳 「三四郎」「それから」「門」三部作完結

 

1910年(明治43年)、夏目漱石さんの「三部作」と呼ばれる
「三四郎」「それから」「門」が完成します。

 

大学生を描いた「三四郎」、色々な意味での『それから』を
描いた「それから」、そしてそれに続く完結編の「門」の
大傑作の三部作が完結します。

 

「三四郎」、「それから」の大好評で、それに続く作品を
世間の人々は心待ちにしていました。
そのタイトルにも、次はどんなタイトルなのかと
注目が集まりましたが、実はこのタイトルは夏目漱石さん
がつけたものではありませんでした。

 

内容を考えるのに忙しく、タイトルを考える時間がなかった
夏目漱石さんが、門下生の森田草平さんに、
「なんでもいいからタイトル考えて、新聞社に伝えておいてくれ」
と言って、森田草平さんも困り、
同じく門下生の小宮豊隆さん(三四郎のモデルとされてます)
に相談しつつ、
たまたま机の上にあったニーチェの「ツァラトゥストラはかく語りき」
を開いて、「門」という単語が目に入り、
「まあ、『門』というタイトルならどんな内容でもツブシが
効くだろう」という事で、新聞社に「門」というタイトルを
伝えました。

 

「門」の連載が始まり、森田草平さんも、小宮豊隆さんも、
なかなか「門」にまつわる話にならず、やきもきしていたようですが、
話の終盤で主人公の宗助が、悩みを解決するために
禅寺の「門」をくぐるという場面が登場し、
「さすが先生だ」と、うなったそうです。
ちなみに「門」の舞台となったのは、鎌倉の円覚寺の山門です。

 

ちなみに夏目漱石さんは、この「門」の連載中に
だいぶ胃がやられてきます…。
という事で、今回は
夏目漱石 43歳 「三四郎」「それから」「門」三部作完結
というお話でした。

 

偉人たちの40代一覧へ

関連記事
スポンサードリンク
スポンサードリンク


ホーム 人物名鑑 人生相談 今日は何の日? リラックス法学部 全記事一覧