ファーブル 56歳 「昆虫記」第一巻を出版

ファーブル 56歳 「昆虫記」第一巻を出版

ファーブル 56歳 「昆虫記」第一巻を出版

 

1877年(明治10年)、
ジャン=アンリ・カジミール・ファーブルさん
の息子ジュールさんが16歳でこの世を去ります。
最愛の息子を失ったファーブルさんは
悲しみに打ちひしがれました。

 

その直後、ファーブルさん自身も
重い肺炎を患い生死をさまよいました。

 

ファーブルさんはそれまで
科学、星、歴史の本などたくさん本を執筆
してきましたが、そのような辛い出来事を乗り越え、
昆虫について一般の人たちが読んでも
楽しめるような本を書こうと決意します。

 

ファーブルさんの卓越した観察力や科学的な知識を下地に、
豊かな感性と表現力とわかりやすい文章で、
一般人が楽しめる「昆虫記」を書き上げ、
第一巻が1879年(明治12年)に出版されました。

 

ファーブルさんの息子のジュールさんも昆虫にとても詳しく、
生物に対して深い造詣と愛情を持っていました。
その天国にいるジュールさんへの想いから、
ファーブルさんは新種の蜂に「ジュール」と名付け、
昆虫記の一巻に掲載しました。

 

そのような想いもこめられた傑作の昆虫記でしたが、
世間での売れ行きはイマイチでした。

 

当時、本の売れ行きは学会が推薦をするか否かが
大きなカギを握っていましたが、ファーブルさんの昆虫記は
独学の素人が書いた本だとして、
その価値を認めようとはしませんでした。

 

昔ながらの「ムズカシイ事」で権威を維持したい学会は、
ファーブルさんのわかりやすくておもしろすぎる表現に脅威を感じた
のではないでしょうか…。
その後昆虫記は1907年、ファーブルさん83歳の時に最後の10巻を
出版されますが、その時点でもやはり学会は認めず、
相変わらず売れない状態は続きました。
1910年に弟子のルグロさん記念式典が行い、
ファーブルさんとすばらしい昆虫記を世に伝えるために尽力し、
この記念式典をキッカケにファーブルさんと昆虫記は
世間に認知され、やっと日の目を見ることになります。

 

という事で今回は
ファーブル 56歳 「昆虫記」第一巻が出版
というお話でした。
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